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2006.02.01

嵐の後

 23日〜29日まで滞在していた全州大学の一行がいなくなって、何だか夢の後のような感じだ。同じこの場所で彼らと一緒に過ごしたのが信じられないほど、いつもの大学の日常に戻った。
 28日は渋谷、秋葉原、横浜などに出かけた組と、宿舎でゆっくり過ごした組とに分かれての自由行動の後、午後4:30からは㈱アートンのご好意で、横須賀の汐入駅前にあるすし屋「北の誉」で60人以上のお別れパーティを開いた。集合に遅れたり、車に乗り遅れたりする者も居たが、ここで7:00過ぎまでわいわいと騒ぎ、ばらばらに二次会の開かれる大学まで戻る。そしてまた9:00頃からいつもの521で飲み会。最後の飲み会ということで、炊事班も頑張っていろいろな食べ物を準備していた。そこからは、歌は出るわ、酔っぱらって抱き合う者はいるわと若さ爆発の飲み会。1:00過ぎまでつきあってタクシーで帰るが、彼らは宿舎に移動して朝の5:00過ぎまで別れを惜しんでいたらしい。
 そして29日は10:00頃に遅い朝食。11:00頃出発して12:30頃には羽田空港に到着する。2:00過ぎのチェックイン開始まではフリータイムにして、各自ターミナルビルで食事や買い物。そこからの手続きが、何しろ荷物の量が半端でないので大変だった。荷物検査だけで一時間以上かかる。その間、みんなで記念撮影などをして別れを惜しむ。最後は出国審査口の通路で一人一人と握手をしたり抱き合ったりして見送る。涙を浮かべている者もたくさんいた。
 そこからまた大学に戻って宿舎と研究棟の掃除や片付け。これが結構大変で8:00過ぎまでかかった。みんな寝ていないし疲れているのでいったん解散。お世話になったベック・ヒョンスンさん、パク・ヨンソン君をねぎらうために何人かでジンギスカン鍋を食べに行き、眠気でふらふらになって帰宅した。
旧暦の元日に当たるその日の深夜、彼らは無事に全州に到着したようだが、後から朴炳棹さんからメールが来て、どうやら出国審査で朴さんだけが取調官につかまってしつこく調べられたらしい。学生の前で恥をかかされたと言ってとても怒っている。確かにこのところの空港職員の態度は世界中どこでも良くないのだが、ベルトや靴下まで脱がされての検査は韓国人にとっては罪人扱いされているようできわめて屈辱的なようだ。ぼくたちが一週間かけて培ってきた友情とお互いに対する信頼関係が、1人の空港職員のこうした態度によって台無しにされてしまうとしたらそれはとても残念なことだ。ただ、そんなことがあったとしても今後ぼくたちの関係はしばらく続いて行くことだろう。お世話をしていた唐ゼミ★の学生たちも彼らの思い出話ばかりをしているし、一週間の間に飛躍的に韓国語が進歩したり、韓国通になったりした者も多い。ぼくにしてもこんな経験は初めてなので(疲れはしたけど)とても楽しい一週間だった。
 そして日常に戻って、締切の近い原稿とか、レポートとか、会議とかに明け暮れる。今週も週末まで忙しそうだ。
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