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2006.08.07

19年ぶりのフィレンツェ

 昨日は空港に着いたのが12時過ぎで、閑散としていた。仕方なくタクシーでホテルへ。20ユーロくらいだからまあ安いか。

 昨日も書いたように郊外はまるで日本のニュータウンのような感じだ。ということは旧市街部はいわば保存地区なのだ。観光地として完成されている。きれいだし、良くできている。路地を歩くとドゥオモの円蓋が見えるし、鐘の音は響き渡るし、どこもかしこも素敵な場所ばかりだ。やはり、花の都であり世界一美しい都市であると言っても過言ではない。

 だが、その反面、あまりに観光化されている。まずは物価が異常に高い。ジェラートが(多少量は多くても)6.5ユーロというのには驚いた。ビールやコーラですら1.5倍から2倍はする。あとは異常に英語が通じるのにも驚く。掃除のおばちゃんまできれいな英語を話す。南イタリアから来るとびっくりしてしまう。イタリアとは思えない。

 フィレンツェはだから、百倍完成された京都のような町である。ローマは奈良のようなものか。後はみんな鎌倉とか日光とか倉敷とか、そんなようなものではないかと思う。

 19年前に泊まったホテルは今もある。昔は「ホテル・レオナルド」だったが、今は「ホテル・ジョコンダ」。今回のホテルのすぐそばだ。ルーブルから盗まれて2年くらい行方不明になったモナリザが発見されたといういわくつきのホテル。明瞭に思い出した。このあたりのホテルもまた歴史的建造物を使っていて、天井が異常に高い。今回のホテルもとても素晴らしい。CNNをはじめ英語チャンネルがいっぱい(でもあまりにもイスラエル寄りのCNNを見ているとむかつく。イスラエル政府のスポークスマンが沢山出てくるんだぜ!)

 まず、初日はドウオモからヴェッキオ宮、ポンテ・ヴェッキオを渡りピッティ宮まで。今回は内部全部と庭まで足を伸ばした。

 ドゥオモのクーポラ(円蓋)は修理中で登れない。ウフィッツィ美術館は長蛇の列で「二時間待ち」と出ている。隣に予約ブースがあって今日だと火曜日に予約できると書いてあったので、思わず取ってしまった。

 よく考えてみると火曜日は居ないではないか。朝、駅に行ってウィーン行きの席を予約したところだった。しかたなく戻ってキャンセルしようとすると、意外なことに「それなら、今入っちゃっていいよ」と言われて、そのまま中へ。ラッキー。

 当然満員の中を三階の絵画館だけ駆け足で。だいたい見所は分かっている。レオナルドの特別展もやっていた。というわけで、初日にウフィッツィをクリアできてラッキーだった。ちょっと狡かったけど。

 圧倒的なのがアメリカ人と中国人の団体。フランス人、韓国人、日本人の個人客か。だいぶ東洋人の人数が増えてきた。それでも、ショップもレストランも何となくアメリカ化していて、何かここはイタリアじゃないなあ。前来たときにはそうでも無かったし、裏通りには洗濯物や食べ物ゴミが散乱していたような気がするのだけど。

 その後、教会で開かれているオルガンの無料コンサートに。
 明日はアカデミアとサンマルコに挑戦してみよう。


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2006年08月07日
04:05

ERI
そっか・・・ウヒッチでもボーとできないのか。でも、今入っちゃっていいよ、はいいかも。(タダで入れてもらえ~)。ユーロっていくら?
2006年08月07日
04:31

ash
為替レートだと1ユーロ=150円くらいだけど、こっちの生活実感では100円くらいだと思う。だから、円は弱いんだよ。

ホテルでぼーっとしているし、ボーッとするところは沢山あるから大丈夫。
2006年08月07日
13:57

猫平
ああ、今の時期はそうなのですね、私は真冬に行きまして、その時は観光客が私を入れて5人くらいしかいなくて、なんと、美術館の係員が私たちのいるところだけ電灯をつけて他の部屋は薄暗いままでした。閉館前だったからでしょうか、暗い倉庫の中のような場所で観たプリマヴェーラは不思議な感じでした。192482757_4
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