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2006.09.02

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 朝、WiFiの調子が悪くてでかけるのが遅くなり、シンポジウムに顔を出すのをやめて、公募のサイバーアート展と、何箇所かで開かれている展示を見に行く。建設現場のようなOKセンターというところでは公募から選ばれた作品が展示されている。まあ、こんなものかなあと思う中で面白かったのは、キムラ・リョウタという人の「S.U.I」という作品。これはSUICAカードの情報を読み取り、それを画面に表示すると共に作者が撮影した駅前の映像とCGのキャラクターがその場所の説明をするというもの。映像は対応できないが普通にみんながもっているカードを読み取れるという。単純にSUICAの中身の情報が見えて、それが現実の都市と結び付けられている所が面白い。

 もうひとつは単純に馬鹿馬鹿しいものだがカナダ人二人組みが作ったロボット椅子。ばらばらになった椅子が、自動的に自分自身を復元していく。さいごに自力で立ち上がるところが健気である。ただし、せっかく立ち上がった途端十秒もしないうちに作者たちにまたバラバラにされてしまうのだが...

 センターで展示している東工大の青木タカフミ君の「コビト」は、人工知能で動くCGの小人たちが人間が動かせる貯金箱をいっしょうけんめい押して動かそうとするインタラクティヴアート。小人たちの動きがかわいい。公募にだしたつもりがヴィデオが気に入られて突然招待作品になったそうだ。23歳なのだからすごい。

 ところでリンツのあとはやはりスペインに行くことにした。寒いのがいやになってきたし、ミラノからマドリッドだと超格安の航空券が取れるからだ。一万円前後だから通常の十分の一以下の値段である。ミラノで一泊しなくてはならないが、今日交通機関やホテルの予約をした。

 一週間ほど回ってパリにひとまず戻ろうと思う。ちなみにマドリッド−パリも安い。パリから古い友人でジュネーヴに住む写真家のアラン・ユムローズ(ようやく連絡がついた)のところに遊びに行ったりはするが基本的にまじめにパリに三週間ほど腰を据えて残りの期間を過ごそうと思う。


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2006年09月03日
06:52

Studio
室井が「コビト」にコメントするのは、私にとって面白い発見だね。「コビト」は、去年の8月にLos Angelesで開催されたSiggraph2005のET(Emersing Technology)にも出展していた。
http://www.siggraph.org/s2005/main.php?f=conference&p=etech&s=etech3
ジョージルーカスがETの展示の中で一番気に入った作品でもある。青木君のグループは、東工大のロボット技術研究会の所属ですね。彼らを見ていると、受験勉強につぶされずに残っている元気な若者の存在を感じられて頼もしい。
実はETにはうちの会社も作品を出していたのだけれど、ジョージルーカスは一瞥もせずに素通りしていった。210760114_7
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