ミラノからマドリードへ
リンツを朝9:00過ぎに出て、夕方7:00にミラノ到着。途中、ザルツブルクから山に囲まれるようになり、インスブルックでは完全にアルプス。「サウンド・オヴ・ミュージック」の舞台になった地方だ。
乗換えでちょっとだけ駅の周りを歩いたが、目の前すぐに5000メーター級の山が屏風のようにそそりたっている。後ろにも山だから何か距離感がつかめない。くっきりと見える山肌には永遠に溶けない氷河が幾筋も見えている。
不思議なものでそこから北イタリアに入ると同じ山でも雰囲気が違ってくる。石を切り出す岩山や、杉で覆われた山。もう少し人間を寄せ付ける感じの山である。何よりも太陽が違う。明らかにアルプスを境に気候と自然が変わっている。ゲーテの『イタリア紀行』にもそんなことが書かれていたような気がするが、とにかくいきなり夏に戻った感じだ。ミュンヘンからベネティアに行くECは、ドイツ人たちで一杯だったが、次第にイタリア人たちが乗り込んできて車内がしゃべり声や携帯で大声で話す人たちでにぎやかに(と言うよりも完全にやかましく)なる。ウェローナで乗り換えて到着したミラノは汗ばむほど蒸し暑かった。
駅裏すぐのホテルにチェックインしてから電話をかけ、8:00に馬場さんと待ち合わせ。駅周辺の中華料理屋へ行く。こっちに来てから中華も日本食レストランも行ってないので新鮮だったが、日本語メニューがあり普通中華にはない焼き餃子まである店で、ほとんど東京とかわらない。九州出身という馬場さんは紹興酒の一合徳利を何度もお代わりして相当早いピッチで飲んでいた。こちらはビール中心だったが、それでも付き合わざるを得ず久しぶりに飲んだという感じ。
次の日の飛行機の時間まで日帰りでヴェローナにでも行こうかと思っていたが、馬場さんとお昼を食べて空港へ。
話題の超格安航空会社easyjetはとても合理的なシステムで、エアバスで無駄なものがない。食事や飲み物はワゴン販売だし、椅子のリクライニングすらない。席もチェックイン順に自由席になる。内装もおしゃれできれい。これはヒットするはずだ。
20年ぶりのマドリッド。すっかりきれいな町になっている。ただ、空からのカスティーヤ地方の乾燥した荒地のつらなりはやはりスペインそのものだ。相変わらず親切なホテルの人の好意で閉店したバーでビールを飲みながら接続中(いい加減なのも相変わらずで部屋には無線LANはつながっていなかった) 


9月 7, 2006 at 01:08 午後 旅行・地域 | Permalink
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