« 展覧会を見る | トップページ | 旅は続く »

2006.09.03

坂根さんと会う

 今日は郊外にあるSt.Florianという村の古い修道院が会場。数百人が参加するとてもおおがかりな遠足だった。立派な教会も付属する巨大な城のような修道院である。ここで30以上のイベント,講演、パフォーマンスなどが同時進行する。

 オルガンコンサートを聴いてからお茶を飲んでると早足で通りすぎる日本人グループと遭遇。岩井俊雄さんと坂根厳男さんたちだった。

 坂根さんは前IAMAS学長で、日本のメディアアートのほとんど唯一の立役者。アルスももう20年以上欠かさず来ていてあらゆるところで顔が利く。

 坂根さんに会わないかなあと思っていたのだが、やはり体の調子が悪いのかと思っていただけにうれしかった。しかも、今回は内田まほろさんという、僕も10年以上前から親しい女性と一緒だというので合流。ひさびさの再会を楽しんだ。

 トークセッションはジョン前田、エルキ・フータモ、岩井俊雄とスターぞろいのせいかいずれも超満員で、特に岩井さんのセッションは立ち見どころか、満員電車状態にまで膨れ上がる。すごい人気だなあと思うと同時に、メディアアートの行き詰まり感を打破するためのヒントを、このある意味でのメディアアートの申し子のようなアーティストに求めているような気もした。だが、皮肉な事に最後は最近娘と一緒に出したような紙や木の工作に回帰しているというような話で終ったのだが。

 フータモと始めて話したが、エミル・レイノーのことで盛り上がる。岩井さんは初期にレイノーのプラキシノスコープ・テアトルのレプリカを作っているが、この「メディアの考古学」の第一人者も動いているそれを見た事はないそうである。今度是非、家から出して見せてもらおうと言っていた。

 坂根さんのおかげでいろいろな人に紹介してもらい、夜はドナウ川の花火大会。花火だけではなくアルスらしく、大掛かりなマルチメディア・パフォーマンスがある。見た事もないような巨大プロジェクターで上空五十メートルほどの高さにある気球(人工の月)や、川を走る帆船に映像を映したり、クレーンや飛行船まで飛び出した。去年などは本物の戦闘機まで動員されたそうである。

 花火になってからは、日本のものよりはそうとう落ちるので、ホテルに帰る。ひさしぶりにレストランで夕食をしたという感じ。211626519_185
211626519_187
211626519_226

« 展覧会を見る | トップページ | 旅は続く »

「旅行・地域」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16230/13007957

この記事へのトラックバック一覧です: 坂根さんと会う:

« 展覧会を見る | トップページ | 旅は続く »

最近のトラックバック

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30