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2006.10.02

ジュネーブは雨

 TGVでコルナバン駅に到着し、モンブラン通りにほど近いホテルにチェックイン。4:00にアランが迎えに来てくれた。茶色い髪と髭には白髪が混じり、頭頂部は少し薄くなっている。少し肥って、お腹もちょっとだけだが出てきている。それでも話しているうちにすっかり昔の映像と溶け合った。

 アランにはファビアンという奥さんと四人の息子たちがいる。上のレオナールは25歳でもう自立してイタリアで働いており、その下のアルチュールとトマも大学生。一番下のセザーだけは14歳でまだ学校に通っており一緒に住んでいる。昔ぼくも会ったことがあるアランのお父さんが3年前に亡くなったことと、自由な関係を求めて、籍を入れていなかったファビアンと4年前に法的にも結婚したというのが、最近あった重要な変化だそうだ。

 お互いに起こったことをビールを飲みながら話し合い、すぐ近くにあるアパルトマンに向かい、19年ぶりで会うファビアンと再会。昔はちょっと東洋人が苦手だった彼女も、その後変わり、今では中国語を熱心に勉強していて、来年は中国に行きたいと言っている。家には二年前にバルセロナからトマが拾ってきたという猫「バルサ」。20年前と全く同じ家に全く同じスタイルで住んでいるのが凄い。

 そこから、レマン湖に突き出た艀の上にある元浴場跡でサウナ風呂やプールもあるレストランへ。湖の上でフォンデュを食べる。本場のフォンデュは溶けたチーズにバケットをちぎってフォークでつけて食べるだけの単純なものだ。最後はなべ底に焦げ付いたオコゲヲちょうどお好み焼きのヘラのようなもので、こそぎとって食べる。ここでは白ワインかシャンパンで食べるのが普通だ。

 外に出ると湖面に白鳥や鴨が休んでいてとても静か。少し小雨が降り始め、だんだんと強くなる。その後もバーに移動して真夜中過ぎまで飲んだ。ジュネーブはとても小さいのでどこへでも歩いていけるのがいい。全部アランにご馳走になって、結局スイスフランには両替せずじまいだった。

 アランは最近の花のシリーズが好評で写真集は6000部も売れたらしい。まだ、実現できるかどうかはわからないが、来年日本やアメリカをまわるツアーの計画もあるそうである。
ここまでくると古い付き合いのこうした友達はとても大切に思える。近々、必ず会おうぜ!と、スイス風に抱き合って別れた。

 そして今日、午前中は大雨になったが、少しそれも回復した昼過ぎのTGVで、パリに戻ってきた。

 明日からはまたアリアンス通い。


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2006年10月02日
01:56

ERI
昔アランに撮ってもらったモノクロの写真を、しみじみ見たよ。233555503_227
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