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2006.11.13

いくつか告知

第九回の国際記号学会の日時が決定しました。フィンランドのヘルシンキとイマトラで来年の6月11日から17日まで開催されます。研究発表申し込みの締切は11月30日。まだ先だろうと思ってたかをくくっていたので、ちょっと急すぎますが、何とかひねり出さなければなりません。この大会は参加者も多く、面白いです。エーロ・タラスティ新会長になって初めての大会ですしね。日本からも沢山参加してくれるといいな。

・一方日本記号学会は、来年の5月12-13日に山形県米沢で開かれます。大会テーマはこれからですが、「写真」関連になる可能性が高いです。温泉付きかも。6日の夕方にその打ち合わせをしてから、新宿梁山泊の「風のほこり」に行ったら、偶然山口昌男さんご夫妻が来ていてびっくり。山口さんは少しだけ元気になっていたようでした。南会津の昭和村にある別荘を整理したいと言っていた。十数年前に昭和村にある喰丸小学校という廃校を文化センターにしていた時に作った広々とした別荘なのだが、山口さんがいろいろ設計のアイディアを出して3000万円かけて作ったにもかかわらず、もう行けそうにないので500万円程度の格安価格で譲りたいという。日本にまだこんなところがあったかと思うくらい、いいところです。近くに温泉もあります。誰か買い手はいませんか? 連絡していただければ山口さんにご紹介します。

「嫌煙という神経症」(原題:「嘘まみれの嫌煙キャンペーンを大学人はどう考えるのか?」)を再改訂しました。未だに外からリンクをたどってこの記事だけを読みにくる人が多いためです。但し誤字の訂正と、いくつかの補足以外に基本的には何らの変更もありません。この記事を外で取り上げて議論している人たちは、データがどうしたこうしたではなく、まずはこの文章の主題を正しく読み取っていただければと思います(今まで山形*浩生氏によるもの以外に取り上げる価値のある批判はひとつもありませんでしたし、山形氏の批判に対しても以前のエントリーで十分反論できていると思っています)。
 嫌煙が「非科学的」だと言っているのではなく、ましてや「喫煙」が「無害だ」と言っているわけでもなく、単に現代の「嫌煙キャンペーン」が非理性的であり、その底には文明論的な病理(「絶滅の思想/浄化の思想」)があり、それが問題だと言っているのが元からのぼくの主張ですし、「医学」とか「科学」とかを他者を封じ込めるために盲目的に持ち出すのはとても危険ですよと言っているのです。カール・ポッパーやパウル・ファイアーアーベントを引用するまでもなく、「科学」とは「反証可能性」によってのみ可能なものであって、けっして反論を封じ込めるために使われてはならないのです。ぼくにとって「煙草」自体はそれほどたいした問題ではありませんので、個人的には「嫌煙派/喫煙派」の不毛な議論にもうこれ以上関わるつもりはありません。世界的にもこうした異議申し立てが盛り上がり始めているようですし、日本国内のWebsiteやblogでもいくつか面白い動きが始まっていますので("Go Smoking"のサイト、SadManさんのblogなど)、今回の更新で最後にして、あとの議論はそれらに委ねたいと思います。

・来週は劇団唐ゼミ★を伴って韓国に行きます。全羅北道の中心都市・全州での演劇を介しての異文化交流。行ってみなければ何が起こるのかわからない。楽しみです。
 

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