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2006.12.16

歳末

 歳末が近づき、さらに慌ただしくなってきた。

 火曜日は多摩美の年内最終授業と大忘年会。今年は幹事が頑張ってくれて参加者30名近い賑やかな会になった。9年間続いた多摩美の非常勤講師も今年で最後。履修登録者が多い分、今年は特に直接話すことができない学生が多かったが、沢山集まってくれて単純にうれしい。センスのいい花束までもらい、ついつい調子に乗って終電まで残ってしまった。美大は後期終了が早いので後は1月9日一回分だけである。

 木曜日も恒例の「マルチ忘年会」。とにかく今年は後期の授業履修者が少ないとか、忙しくて余り学生たちの相手が出来ないなどストレスが高かったが、いろんな奴らと話せて楽しい。こちらも最後は横浜駅西口の三次会まで残り、この時点で既に二日酔いが常態化してしまった。

 金曜は午後から車で東中野の新宿梁山泊の稽古場「満天星」に、「唐版・風の又三郎」オーストリア遠征直前の最終通し稽古を見せてもらいにいく。

 こちらは主役の近藤結宥花さんがオメデタのため、沖中咲子さんがエリカを演じ、高田三郎三曹もそれに合わせて武人会の若手がやっているのが昨年の傑作だった韓国版とは大きな違い。この二人がどこまで頑張れるかというのがポイントだが、これまで何度も上演された、よく練られた戯曲と演出なのでオーストラリアではそれなりの反響が得られることだろうと思う。唐さんの長女の美●●ちゃんがバックダンサーとして参加する。

 久々に唐さんと会って、終わった後も唐ゼミ★中野、前田と一緒に高円寺の焼き鳥屋二軒回る。唐さんはこのところずっと神経が高ぶっていて、ある意味絶好調だ。どうも時計の針が常人の3,4倍の速度で進んでいるといった感じである。近畿大学で唐さんが手掛けている「少女都市からの呼び声」、梁山泊の「風又」、唐ゼミ★が三月にやる「ジョン・シルバー(続)」、そしてまだ題目未公開だが既に書き上がっている唐組の春の新作など、頭の中がごっちゃになりながらも凄い速度で回転している。自分でもちょっと不安になっているようだ。

 こういう時の唐さんと酒を飲むのは突然機嫌が悪くなることもあるのでスリリングでもあるが、かなり面白い。その上、たまたま「フライデー」に小泉今日子さんが唐さんに台本を書いて下さいと頼んだというような記事が出たので、それも買ってきて読み回す。実際に中村勘三郎さんをはじめ何人もの人が唐さんにアプローチしてきているのは本当だ。もっとどっしり大物然と構えていればいいと思うのだが、この期に及んで、自分自身が本当にやりたいことは何なのか、それ以外のことはやりたくないというようなことを繰り返ししゃべる唐さんには、やはり尋常ならざるものを感じる。

 土曜日は、さすがにちょっとバテ気味だったが、大学でやっていた小説家・映画評論家の中原昌也さんと大里俊晴君のレクチャー/コンサートに顔を出す。大里君はめったに演奏しないが、普段は表に出さない彼の内面が音の洪水の中から滲み出して来るようで、いつも楽しみにしているのである。結構それなりの数の聴衆が来ていたので良かった。打ち上げの乾杯だけつき合って帰宅。来週はもっとハードなので、日曜は家で休養しよう。

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コメント

ぜひお伺いしたいです!
どちらでやるのでしょうか?

当然あったね。昔と違ってずいぶんソフトなものだったけど。
終わるのはぼくも残念だが多摩美の方の事情なのでしょうがない。
1月9日も新年会とのことだが、宇田川(先生)も来ない?

先生の多摩美での非常勤は今年度までなのですね。
とても残念です。
学業とその他が逆転している学生生活で、不真面目かつ失礼な出席率でしたが、毎週とても楽しみにしておりました。それだけに後輩たちが先生の授業を受けられないのは寂しい限りです。

ところで今年の忘年会も例の大会はあったのでしょうか?(笑)

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