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2007.02.11

いやあ、凄い夜だった。

 水曜日には一類委員長の選挙という物があって、結局入試委員長は必死に免れることはできたが、その代わりに平成20年度の教務委員長ということになってしまった。しかも学部輪番で全学教務委員長になる年回りだと言う。できれば逃げたかったが仕方ない。それに、学生たちに直接関わるセクションなのでこの際、言いたかったことを言って、もう少しいい形のシステムにしていきたいので、ポジティヴに考えて行きたいと思う。ま、とりあえずは副委員長だし、来年のことだしね。

 木曜日は今年で非常勤が終わった多摩美の学生が二人訪ねてきて、横浜駅近くで飲む。話をしながらつい入れこんでしまい、結局終電まで。

 金曜日は、扇田昭彦さんの『唐十郎の劇世界』の出版記念会。唐さんの肝入りで高円寺の沖縄料理屋で30人程集まったのだが、いやはやメンバーが余りにも凄かった。企画者の堀切直人さんはじめ、司会の金守珍、唐組、梁山泊、唐ゼミ★の幹部、西堂行人、松本修、松岡和子、立花義遼、樋口良澄夫妻、河出の新井学さんたちと、そして何と言っても状況劇場OBの四谷シモン、麿赤兒、十貫寺梅軒さん、安保由夫さん、さらには二人揃ってお会いするのが久々の劇団第七病棟の石橋蓮司、緑魔子さんたち。一次会から凄いテンションの会になり、唐組のアトリエに場所を移した飲み会では、麿さんや魔子さん、蓮司さんの唄が飛び出す。唐ゼミ★の椎野裕美子と禿恵も気合いを入れて唄を披露するが、とにかくオリジナル状況劇場メンバーのパワーに押された一夜だった。これに大久保鷹さんが入っていたらさらに凄いことになっていたろう。北高円寺の中通商店街からアトリエまでの間、蓮司さんと魔子さんと三人で話して、二人の腹を割った話を直接聞けたことも印象深い。60代の後半に入っても、とにかくこの人たちは夢を忘れず、心が若い。果たして第七病棟の次回公演があるのか、ないのか、いろいろ複雑なことが絡みあって先が読めないことではあるが、何とか実現していただきたいものだ。だって、こんなにみんな年を取っても若々しい夢に燃えているのに本当にもったいないもん。写真は超レアな、ギターの弾き語りをする麿さんと、盲導犬の銀杏の唄を歌う魔子さん。扇田さんの本の書評を頼まれて来週か再来週の「週刊読書人」に出ることになっている。
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 もったいないと言えば、土曜日に試演会が開かれた、久保井研に頼んでいる「舞台芸術論」の「愛の乞食」。こんな名作をやれるのに全力を出し切れていないうちの学生たちに失望。終わった後で話し合うが、半数以上が台本の最後まで一度も目を通していないことに驚いてしまった。しかもその多数が三日月座という演劇サークルのメンバーだったことで、久しぶりに学生たちにぶちきれる。余りにももったいなさすぎる。この件はまだ不確定だが、何人かはやる気を見せてくれたので何とか次につながるようにしていきたい。

 その裏では先週気合いを注入した三枝健起さんの集中講義組の映像作品の撮影が続いている。こちらの方は27日にシネマアートン下北沢で上映会をセットしてあるが、妥協なしの全力投入した作品を見せてもらいたいものだ。彼らにどんどん介入してどんどん追いつめていきたい。

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コメント

いやあ、凄い夜だった。
<60代の後半に入っても、とにかくこの人たちは夢を忘れず、心が若い。・・・だって、こんなにみんな年を取っても若々しい夢に燃えているのに本当にもったいないもん。写真は超レアな、ギターの弾き語りをする麿さんと、盲導犬の銀杏の唄を歌う魔子さん。・・・>
を読みました。

私のブログに記してあることですが、

<昨年末、読んだ本「脳卒中バイブル~危険信号を見逃すな/安い信之著/ちくま新書/2006年12月10日初版」の中に、
「大筋は現在でも変わりませんが、脳は再生しない、ニューロンが新たに増加しないという認識は思い込みにすぎないことが、最近の研究から分かってきました。大人になっても神経突起が伸びて新らしいニューロン間の連絡が起こることや、分裂する能力を持ったニューロン(これを神経幹細胞といいます)が、高齢者の脳にも存在することが分かってきたのです。」と有りました。
・・・・また、脳は鍛えれば鍛えるほど鍛えられ、そして、長生きしている人間は、脳が少しも衰えていないことが実証されているとの事でした。
老人は、肉体的な高齢者と言う意味を含むが、脳を中心に考えれば、若くとも老人(脳を使わず、老けてしまっている・・)になり、肉体的に年取っても、脳は若々しい人はいる。>

を、実践している方々とお見受けしました。

麿赤兒氏は、大駱駝艦時代からの尊敬する、今だ、現役の舞踏家であり、その存在感は、映画等でも、異彩を放っています。

緑魔子さんは、何歳になられたのでしょうか?
今、曲名は忘れましたが、味わい深い声だったことは、記憶にあります。

石橋蓮司氏は、益々、芸に磨きがかかって来ていますね。

職業としての大学(一般人は、会社)を離れ、自分と違う職種なり、違う考えを持つ人(異彩の考えの人とが、大事だと思いますが・・・、なかなか、一般人は、関係を持つことは出来ませんが…、)と関係を保つことは、大事だと思います。

自分の人生(人間としての)の幅が、広がる、というか・・・。
仕事以外でも、色々、触発されると思います。


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