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2008.02.02

一月も終わった

 今のところうまくいっていることと、いま一つうまくいかないことがごちゃごちゃと絡まり合い、とにかく慌ただしい一月だった。大学でいろいろ仕掛けていることで、学生たちがここ数年記憶にないほど頑張ってくれているのは楽しい。卒論とかゼミとかなかなかうまく行かないことも多いけど。一番駄目なのが自分の仕事だ。結局、伸ばし伸ばしにしてなかなか手をつけられずにいる。このblogが更新されないのもそういうことなのかもしれない。原稿書いている時には、結構気分転換でここにも書く気になるものね。

 唐さんの流れを組んで、唐組の久保井研に面倒を見てもらっている「舞台芸術論A/B」の発表会。「動物園が消える日」のメンバーが2チームに分かれて日夜稽古に勤しんでいる。去年の「愛の乞食」の件がいい影響を与えているようだ。2月15日に唐研の小舞台で昼夜と試演会を行うが、これが楽しみだ。現在水戸芸術館に客演中の久保井研も来週からは毎日駆けつけてくれるようである。

 「動物園〜」と言えば、現在同時進行で唐さんが行っている近畿大学でもやっていて、こちらの試演会は2月22-24日。うちのメンバーも10人近く大阪まで行きたいと言っている。こういう相乗効果があるとみんなのやる気と気迫が違ってくる。92年初演のこの作品は、唐組では00年に盛岡だけで二日間再演、02年と03年に唐ゼミが三日ずつ大学と金沢でやっている。金沢の元サニーランド跡地や県立動物園でカバと対面したりといろいろ思い出深い作品。

 同じく去年は三枝健起さんに担当して頂いた「舞台芸術論C」では、今年、望月六郎監督にお願いして20本のシナリオから選ばれた3本のショートムービーの制作中。三人の監督は一月に新小岩の望月宅に招かれて、手作り鍋で激励され、かなり頑張った。こちらは、14日の夜に市内の某所で上映会を計画中。こちらも凄く楽しみだ。

 一方、唐ゼミ☆と日韓共同制作を行う全州大学演劇科の学生たち7名が1月21日から訪日。31日に帰国するまで、韓国語版の「盲導犬」の準備に明け暮れていた。こちらは、日本側6名が2月18日から訪韓。27日に全州大学のホール(600席)で、新入生歓迎イベントのひとつとして公演を行う。ちょっと画期的な出来事であり、公演にはぼくも合流する。

 その他、卒論発表会とか、大学運営に関する会議とか、入試とか、おつきあいとか二月は何かと忙しい。春休みは毎年どんどん短くなり、3月26日に卒業式で4月2日には入学式だそうである。法人化以来、学長権限を強化し、中央集権化を進めると同時に、個人や各研究部門の自発的な研究計画の策定と外部資金の獲得推進という、いわば事業部制的なネットワーク化という完璧に矛盾しており、絶対に破綻するほかはない大学政策を進めてきた責任者たちはいったいどうするつもりなのだろう。もう、取り返しがつかないほどに、日本の大学は破滅への道を踏み出してしまっている。どうしようもないね。まあ、どちらにしても世界も日本もどんどん悪くなることは確実なので、でも、そんなことではけっして消されることのない生き物の輝きを引き出していくという楽しみは、身の回りにいくらでも転がっているので、めげることはない。負け組にこそチャンスが残されているのだ。

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