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2009.08.26

8月ももう終わり

とりあえず、あったことを思いつくまま列挙しておくと

1, 7月17日には三田にある建築会館で建築学会主催のイベントに唐ゼミ☆の一日限りのテント公演「恋と蒲団」が行われた。4月に大学でやった小品のテント版だが、建築学会に訪れている人を中心に大盛況。
 二回目にはテントの側面シートを完全に持ち上げて、半分野外演劇状態となる熱気。その後、唐さんとぼくと中野が登壇して、主催者の伊東さん、大塚さんを加えたシンポジウム。こちらも面白かった。
 テントで軽く打ち上げをして、近所の居酒屋で二次会。その後25,26日に劇団唐組アトリエでの試演会「拾った恋文」(鳥山昌克脚色・演出)もあり。今年の夏の山中湖試演会はなくなった。
 秋公演に「盲導犬」をやることを決めた唐さんは、早くも来年春の新作準備に入っているようだ。
 今年で最後になる近畿大学の「唐十郎演劇塾」では初期作品「腰巻きお仙−義理人情いろはにほへと篇」に取り組んでいる。唐ゼミも初期に試みたことのある作品だ。
 こちらは、12月初めにまたフェスティバル・トーキョーの企画で東京公演も行われる予定で、楽しみである。大阪では11月に試演会が予定されている。

2. 週末は開港博Y+150のヒルサイド会場でずっとバッタ公開。
 毎週、収納テントから引きずり出して、ふくらまし、またしまわなくてはならないのでハードだ。
 土曜の朝7:30から日曜の夜9:00過ぎまで、とにかく炎天下の中時間がやたらゆっくり過ぎていく。
 あのバッタはなぜかここの会場の緑ととても合っていて、これがない平日はさびしいだろうなあとは思う。
 実際、7月にはだいぶクレームがあったようで、シャトルバスの乗り場に「本日は巨大バッタは公開していません」という看板まで立てたそうだ。
 申し訳ないことではあるが、これを出すのは本当に大変なのだ。老朽化もしているし、布目をシリコンで潰したり、壊れたジッパー(今回3カ所も壊れた)を取り替えたりしなくてはならない。
 ジッパーと言っても5メートルのジッパーを取り替えるのは実際大変なのだ。現場に来てもらえれば分かるが、今回触角をピンと立てるのには相当苦労した。
 そんなわけで、8月は土日だけ。それなりに好評で、伸び悩む入場者対策としても多少は貢献できたのではないかと思う。先週からはさらに一時間ごとに小学生10名限定での「バッタ体内探検ツアー」も始めたところ、大好評。
 くじ引きに何度も破れる子供が泣き出したりして、何とかみんな入れてやれないものかと頭を痛めている。
 これもあと一週やって九月下旬までお休み。いろんな人が訪ねてくるし、それなりに面白いのだが、とにかく体力を奪われる。
 クロージングの最終週だけはは、ぼくはスペインの国際記号学会に行くので休むが、今週末、9月19,20は両日とも居ますので、是非来て下さい。
 劇団唐ゼミ☆と市民ボランティアの共同パフォーマンス(19:00-19:30)も好評で、とりわけ回を増すごとに市民の方々のダンスシーンが面白くなってきている。
 テクニカルな問題もたくさんあったのだが、それもだいたい解決して安定してきている。ダイジェストの映像はこちら。
 ちなみに、この時にはパフォーマンス中に突然左あごのジッパーが爆裂したために、あまり「復活」できなかった。何だかキャンプファイアのような雰囲気だ。
 8月8日には椿昇もやってきて、一緒にトークショー。中華街の路上で遅い夜食をとり、一日中楽しんだ。椿の展覧会を横浜にもってこようという話で盛り上がる。これは是非実現したい。

3. その間、7月31日と8月1日にはオープンキャンパス、8月5日には教員免許更新講習、18日には環境情報研究院の入試補助など大学の業務も結構あり、バッタ疲れを引きずったまま結構働いた。
 平凡社新書の『タバコ狩り』も、読売新聞読書欄共同通信配信のコラムなど、書評も沢山頂いたし、ろくに読みもしないで文句をつけている一部のネット住民を除けば、おおむね好意的に受け止められているようだ。
 一部、グラフの表記間違いなどもあるので、早く増刷が決まって欲しいところである。思いがけない人から感想のハガキやメールを頂いたりしているのもうれしい。

4. と言っても、この夏一番忙しかったのが、新しくぼくたちが始めるサテライト・スクールの件。
 内定が来るまで秘密だったのだが、実は春に文部科学省の大学教育支援制度の一つである「戦略的大学連携支援」という枠に応募していたのである。
 これは複数の大学が横浜市と連携して共同事業を行うというものだが、三年間、毎年一億円程度の支援金が支給される。
 いろいろな経緯があった末に、横浜国大、横浜市大、東京芸大、神奈川大学、関東学院大学、東海大学、京都精華大学の七大学共同で、横浜都心部に「都市文化創成/都市デザイン」の人材養成を行うサテライトスクールを設置し、さまざまな文化イベントや公開講座などを送り出していこうという企画が採択された。その立ち上げ準備にかなりの労力が費やされた。
 ちなみに初年度は9月から3月までの間に、来年4月の開校を目指してさまざまなイベントを繰り出していく。上述の椿昇展もその企画のうちの一つだし、その他映画祭、連続シンポジウム、公開講座などをどんどん送り出して行く。そのための打ち合わせや会議で忙殺されていたのである。
 そのサテライトの場所も決まった。北仲の元帝蚕倉庫本社ビルである。通称名も「北仲スクール」(横浜文化創造都市スクール)と決まった。9月から借り入居し、10月からは事業が始まる。みなとみらい線の馬車道駅の真上で、桜木町や関内からも至近なので、とても便利な場所だ。しばらくはここに活動の拠点を置いていろいろなことを仕掛けて行きたい。

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