« Krzysztof Wodiczkoのこと、そして横浜トリエンナーレ(3) | トップページ | 事業仕分けと文部科学大臣記者会見 »

2010.11.17

一年が経過した

 去年の今日、大里俊晴君が51歳で息を引き取ってから一年。
 あの日も今日のように寒い日々だった。お通夜の日も冷たい雨。葬式になってようやく晴れた。
今日も大学で昼から5つも会議続き。一番最後の講座会議で、講座メンバーと大里君の話を少しした。

 96年の大学設置審議会で、今の教育人間科学部の改組が認められてからもう14年。マルチメディア文化課程の一期生が入ってきてから12年目。
 唐さん、大里君、木下長宏さん、許光俊君らを迎えてマルチがスタートした。それから何人かが定年や転任で去っていき、新しいメンバーが何人か加わった。
 大里君はその最初から関わり、終わる一年前に去っていったことになる。そして、彼の思い出と共に、ぼくたちもマルチメディア文化課程から少しずつ離れていく。
 講座も再編成され、この講座会議も来年になると違う会議になる。実質的にこの形を作っただけに、いろいろと感慨深い。

 ぼくたちは来年からは所属を学部ではなく、都市イノベーション研究院という新しい大学院へと移し、それとともに学部の学科構成も大きく変わる。
 マルチメディア文化課程の理系教員は全員新しくできる「理工学部」に移り、人文系の教員は、国際共生社会課程と合体した「人間文化課程」の担当になる。
 大学のサイト「www.ynu.ac.jp」を見ればその概要が発表されている。

 今日の三つ目の会議がその新しい「人間文化課程」の設置準備会議だった。新しい講座メンバーと新しい学生を迎える準備を始めている。それがどんなものになっていくのか、誰にも分からない。そのワクワクする感じと、マルチメディア文化課程が消えていくことへの寂しさとが重なってずっしりと心に沈殿している。

 23日には、午前中にその人間文化課程、午後に大学院・都市イノベーション学府のオープンキャンパスが開かれる。
 それがどんなものになるのかを受験生たちに説明しなくてはならないが、実はぼくたちの方がまだよくイメージを固めきっていない。こんな状態で新しいことを始めなくてはならない。
 明日また事業仕分けにかけられる北仲スクールの未来も気になる。この先どんな航海が待っているのだろうか?

 とは言え、こういう綱渡りをしているような感じは嫌いではない。期待と不安が交互に押し寄せるようなこの不安定な感覚だけが、人を未知の領域に押し出してくれるからだ。
というわけで、あれからもう一年。年月が進む速度だけは、確かに年々加速してきている。

 唐ゼミ☆の「下谷万年町物語」も無事に終了。また、いろいろ新しいことが始まる。

« Krzysztof Wodiczkoのこと、そして横浜トリエンナーレ(3) | トップページ | 事業仕分けと文部科学大臣記者会見 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16230/50059084

この記事へのトラックバック一覧です: 一年が経過した:

« Krzysztof Wodiczkoのこと、そして横浜トリエンナーレ(3) | トップページ | 事業仕分けと文部科学大臣記者会見 »

最近のトラックバック

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30